第8回役員会要約

●12月26日(水)午後3時30分~6時30分 三菱自動車本社ビル1階会議室1Bにて開催

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JAFモータースポーツ局長との懇談会について報告

役員会の前に、JRCA会長以下評議員代表とJAFモータースポーツ局田村勝敏局長との懇談会が、JAFモータースポーツ局会議室にて行われた。

<JRCAからJAFへの報告の概要>
(1)JRCA発足以後、主催者、参加者、企業の間のコミュニケーションが増大したことは、初期の目標がある程度達成されたと感じている。
(2)2001年はシリーズ統一を目的に、主催者、参加者が協力してこれを実行した。2002年もさらにシリーズ統一を推進していきたい。
(3)「ラリー振興という目標に向けてみんなの声を聞き、みんなの声を代弁する」という活動をこれからも効果的にすすめるべく、JAFからの指導をあおぐとともにJAFに対しても協力を惜しまない。

<局長の談話概要>
(1)2001年の日本ラリー界にとっての大きな出来事は、一に国際ラリーの開催、二に車輌規則の改訂、三にJRCAの活動であったと捉えている。
(2)JRCAができて、このような話し合いの機会ができたことはラリーにとって良いことと思う。レースではすでにそういう団体からの声がJAFに上げられ、その提案が専門部会で検討されるという「道」ができている。JRCAも活発に活動して、JAFにどんどん要望を寄せて貰えばと思う。
(3)「日本では国際ラリーができない」という多くの人の固定観念を覆して、国際ラリーを成功させてくれた主催者には感謝している。また、ラリー部会が国際規則に準じた車輌規則導入のために精力的に働いてくれたことも評価している。日本の車輌規則改訂は、FIAにも歓迎されている。
  * その他、ラリー全般について活発な意見交換が行われた。

1. タイヤ規制案について
<趣旨の確認>
・出場者の負担を減らすことで、全日本ラリーを活性化させたい。また、イコールコンディションを確保することで、若い人にもチャンスを与えたい。
・「競技をする場所を確保しました、あとはご自由に」では競技とはいえないのではないか。規制は、競技を競技として行うためにどうしても必要なことである。
<実施に向けて>
・マーキングの実施方法、ペナルティについては、事務局が具体案をまとめる。
2. 2002年シリーズ統一推進項目について
・各項目について詳細すり合わせ
・実施方法の周知のために2月に主催者会議を招集する方向で準備をすすめる。
3. 「ラリーガイド」について
 ・現状の国内規則とFIAの競技規則が一致しない段階では、取り扱いが難しい。
→編集方針を変更(国内規則には触れず、「WRC入門」(仮題)として一般ラリーファンの啓蒙に重点を置いた内容に。)
4. その他
・JRCAホームページの認知度アップ、内容充実のためのプラン
・JRCA統一制作物の補充について
・名簿発行時期について(新入会員の掲載締め切り時期)

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