第1回役員会

●2003年2月5日(水)(株)ラリーアート本社内会議室にて開催
  0. 新規則運用状況についての報告
・全日本ラリー四駆部門開幕戦では、本年1月1日施行の新車両規則と新競技規則ともに初めて適用された。新規則が正しく適用され定着するよう、具体的運用方法や条文に明記されていない部分の対応などについて、次戦以降の主催者に申し送りするとともに、JAFにおいても統一的指導をしてもらえるようお願いする必要があるのではないか。
再検討・申し送りが必要と思われる事柄:
(1)「ターボシーリング」の手順の確認および参加者への案内
(2)「ターボシーリング」の実施スケジュール
(3)スタート前車検に通らなかった車両の取り扱い
(4)「最低車重」の理解徹底
(5)新競技規則の運用について
   -スタート前パルクフェルメの取り扱い
   -「失格」裁定のタイミング
1. 会則の変更について
(1)役員会(評議員会)を実のあるものとして維持するため、長期にわたり出欠の連絡なく欠席している評議員への対応や、辞意を表明している評議員への対応も含めて、評議員の就任・辞任の方法に関する会則変更が必要。
(2)信任投票および通常総会の時期の規定が実情にそぐわないので変更が必要。変更案は次回評議員会で承認の後、臨時総会での承認を経て新会則となる。
2. 2003年の事業計画について
(1)JRCA統一制作物
   各主催者へのアンケート調査の結果をもとに本年度制作物を決定。
(2)JRCA一括協賛
   ・賛同する会員企業にて第2戦より運用開始することに決定。協賛金額は各社の裁量に委ねる。
(3)全日本主催団体会員・企業会員との合同会議
   ・3月26日(水)実施とし、会議をメディアに公開し、会議後にメディアとの質疑応答を行う。
(4)ホームページの充実
   ・ホームページ責任者を決定。今後、事務局と協力して内容充実を推進する。
   ・競技結果掲載責任者を決定。全日本戦競技結果および地区選手権競技結果をホームページに同形式で迅速に掲載できるよう、各主催団体との交渉
   ・連絡を担当者に一任する。
(5)「WRC OUTLINE」の活用
・全日本選手権主催者への販売促進。
   ・ラリー以外のイベントで積極的に販売。(関東地方出店責任者を決定。)
(6)会員増加策
   ・会員増加を通じてラリー参加者の啓蒙を推進する。特に全日本出場選手を積極的に勧誘する。
(7)救急救命講習会
   ・L.S.O.(モータースポーツライフセービング機構)会員の横浜ゴムの協力を得て、主要チームの選手にL.S.O.の救急救命講習を受けてもらう。そのときに、主催団体からも代表者各1名以上が参加してもらうことが望ましい。
――モータースポーツにおいて救命救急への備えは必須であり、サーキットではオフィシャルが救命救急技術を身につけているが、ラリーではオフィシャルよりも同乗者または後続車両の搭乗者が最初に現場に到着する場合が多く、選手が救命救急法を身につけておくことが一層重要と考えられる。今年からはWRCでもワークスドライバーが救命救急講習を受けることが義務付けられている。取り返しのつかない事態が起こる前に、全日本ラリーにおいてもオフィシャル・選手への救命救急技術浸透を図る必要がある。
(8)規則講習会
   ・主催団体対象の規則運用講習会を行う際の担当講師を決定。希望に応じて行う。
(9)その他
   ・国際格式ラリー開催について
   ・広報活動について

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