第6回役員会

●第6回役員会
7月27日(火)午後1時30分-4時30分、横浜ゴム株式会社内会議室にて開催
  1. 救急体制支援状況報告(7月)
(1)実績:キロロにJRCAから紙谷医師を派遣し、JRCAで購入した医療備品も貸し出した。
(2)検討事項:
 ・通常、リタイヤ車がOKサインを出していたかどうかの確認はフィニッシュ地点で行われるが、キロロではSS距離が長いため、クルーの安全確認をより迅速に行いたいとの考えから、レグ2ではSS中にOKサインを確認した選手はラジオポイントでライトを点灯して合図するよう主催者が協力を要請した。今後、より迅速な安全確認手段を考えていく必要があるのではないか。
 ・MOSRAの強さに問題がありSS内で無線が届かない場所があった。その解消策として緊急用にアマチュア無線を配備する主催者も多い。MOSRAの性能についてJAFに問題提起していく必要がある。
 ・救急医療備品を用意する場合、ガーゼなどすぐに使える状態に準備しておく必要がある。JRCA備品は現在のところ紙谷医師が保管・持参するので準備は整っているが、今後管理などをどうするか検討が必要。
2.

各ワークグループの活動状況報告
(1)パブリシティ/リリース担当
 ・前回会議で決まった配信先リスト作成などについて、近日中にリリース担当者で会合を開いて具体的作業を詰める予定。
(2)パブリシティ/電波媒体担当
 ・キロロでは北海道テレビの取材をアレンジ。ラリー当日の報道番組で放送された。(SS1を撮影)

3. 本年度重点推進項目の実施状況報告(7月)
(1)タイヤ使用本数規制
 ・キロロでは「各レグ8本」という規定が設けられ、2日間4セクションで使用本数は16本におさえられた。本数規制によってレグ2のタイヤチョイスが制限され、モータースポーツとしての面白味も増したという意見もある。
 ・タイヤメーカーからは、「本数を絞っても対応できる技術力はあるので、さらに本数削減を推進してほしい」との意見あり。
 ・JRCAがタイヤ本数規制を推進していることを理解していない参加者が多いため、タイヤ本数規制を特別規則に盛り込むと主催者に対して参加者から苦情が来るという現実がある。JRCAとしてタイヤ使用本数規制を推進していること、およびその趣旨を、ブリーフィングなどでその都度説明して参加者の理解を求める必要がある。
(2)プレス対応
 ・キロロでは取材に必要な資料・書類が揃えられていた。
4.

事務局の体制強化について
 ・活動の充実にともない、首都圏に事務所をかまえて専任者を常駐させる必要性が生じてきた。すでに昨年の役員会でもそういう指摘があったが、今はなおその必要性が高まっており、出費増大をしてでも本格的事務局設置をすすめることで一致。→事務局の仕事内容、必要予算見積り、今年の予算残高、来年の収支見積り等の資料をもとに次回会議で具体的に検討し、9月後半にも新事務局が動けるよう早急に準備を進める。

5.

事務局の体制強化について
(1)活動実施案と必要費用→各ワーキンググループで作業予定、費用見積りをまとめる。
(2)必要費用の収集方法→上記事務局設置のための資料に含まれる。
(3)新規収入案:全日本ラリーインカーDVDの制作・販売(これはPRにも貢献する。)
 →パブリシティ/電波媒体担当に一任して進行する。

5. その他
・2006年度選手権規定についてJRCAの提案をJAFラリー部会に提出できるよう準備にとりかかる。次回会議で提案に盛り込むべき内容(クラス分け、タイヤ規制の規則化、試走禁止の規則化など)を確認する。

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