予算確保について
今回より議題は少数に絞り、着実に結論を出すことを念頭に議事を進める。
JRCAは全日本選手権だけでなく国内ラリー全体においてもその重要性を増してきており、JRCAの活動継続が国内ラリー全体の発展につながると考えられる。その活動を継続するには予算の確保が必須であるため、予算確保および会費徴収制度をまず取り上げる。
1)会費徴収について
【1】会費の義務化について
・会費納入は会員の義務とするのが自然な考え方であると思われる。
・義務として受け入れてもらうには
-納得できる金額を設定する。
-分類と基準を明確にする。
-会員特典をはっきりさせる。
【2】分類と金額の具体案
本項目については第9回役員会で大幅に変更された。第9回役員会要約参照。
【3】会員特典案
・JRCA資材を会員価格で購入できる。=会員価格と一般価格を設定。
・製本機は会員にのみ無償貸し出しする。=会員以外への貸し出しはやめる。
・医療器材は会員にのみ無償貸し出しする。=現在は会員以外に周知していない。
・ホームページの一部内容を会員のみがアクセスできるものにする。
会員限定コンテンツ例:FIA規則の全訳、解説など
2)予算の確保について
【1】活動維持に最低限必要な費用= 300万円を少し越える
【2】活動充実のための事業案
会費を徴収するにあたり、【1】JRCAの会員として特典が与えられる、【2】JRCAの活動が国内ラリー発展に寄与する、という2点をさらに強化していく必要がある。そのためにはどのような事業が考えられるかを(実現可能性は別として)まず列挙し、今後の検討材料とする。
1) 全日本ラリーイヤーブック
-2004版は「観戦ガイド」的だったが、もう少し「イヤーブック」的内容のものを
2) 全日本ラリー主催者への支援(会費導入とともに実施)
3) JRCAのパンフレット制作
-カラー印刷A4版三つ折程度
-広く一般にJRCAの活動を知ってもらうため、さまざまな機会に無料配布する
-JRCAの活動内容紹介のほか、ファンクラブ会員募集も盛り込む
4) 2005年全日本ラリーDVD
5) JRCAアワードの創設
-レース界のように、入門カテゴリーの上位入賞者が翌年は上級カテゴリーに
シートが約束されたり奨学金をもらえるなどのシステムが、ラリーにも必要。
-「新人賞」を有望な新人ドライバーに。
-「チーム」という概念確立のために「チーム賞」があったほうがいい。
6) FIAのラリー一般規則の翻訳・解説
-JRCAとしての解釈をHPに掲載し、会員だけが閲覧できるようにする。
7) SSラリーの入門ビデオまたは単行本の制作
8) 上記ビデオまたは単行本を教材とした講習会の実施
-ラリー北海道、ラリージャパンでの状況からこのような講習会は必須と思われる。
-企画はJRCAが行い、各地のラリー主催者に協力を仰ぐ
(場所の確保や人員派遣による運営の手助けをお願いする)。
9) 中長期的な目標としてJRCAまたは全日本ラリーシリーズのスポンサーを探す。
-スポンサー獲得には法人化が必要ではないか ?
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