2005年 第8回役員会

10月11日(火) 午後1時30分~午後4時30分 富士重工(株) 会議室にて
  1.

予算確保について
今回より議題は少数に絞り、着実に結論を出すことを念頭に議事を進める。
JRCAは全日本選手権だけでなく国内ラリー全体においてもその重要性を増してきており、JRCAの活動継続が国内ラリー全体の発展につながると考えられる。その活動を継続するには予算の確保が必須であるため、予算確保および会費徴収制度をまず取り上げる。
1)会費徴収について
 【1】会費の義務化について
  ・会費納入は会員の義務とするのが自然な考え方であると思われる。
  ・義務として受け入れてもらうには
    -納得できる金額を設定する。
    -分類と基準を明確にする。
    -会員特典をはっきりさせる。
 【2】分類と金額の具体案
    本項目については第9回役員会で大幅に変更された。第9回役員会要約参照。
 【3】会員特典案
  ・JRCA資材を会員価格で購入できる。=会員価格と一般価格を設定。
  ・製本機は会員にのみ無償貸し出しする。=会員以外への貸し出しはやめる。
  ・医療器材は会員にのみ無償貸し出しする。=現在は会員以外に周知していない。
  ・ホームページの一部内容を会員のみがアクセスできるものにする。
  会員限定コンテンツ例:FIA規則の全訳、解説など

2)予算の確保について
 【1】活動維持に最低限必要な費用= 300万円を少し越える
 【2】活動充実のための事業案
   会費を徴収するにあたり、【1】JRCAの会員として特典が与えられる、【2】JRCAの活動が国内ラリー発展に寄与する、という2点をさらに強化していく必要がある。そのためにはどのような事業が考えられるかを(実現可能性は別として)まず列挙し、今後の検討材料とする。
   1) 全日本ラリーイヤーブック
     -2004版は「観戦ガイド」的だったが、もう少し「イヤーブック」的内容のものを
   2) 全日本ラリー主催者への支援(会費導入とともに実施)
   3) JRCAのパンフレット制作
     -カラー印刷A4版三つ折程度
     -広く一般にJRCAの活動を知ってもらうため、さまざまな機会に無料配布する
     -JRCAの活動内容紹介のほか、ファンクラブ会員募集も盛り込む
   4) 2005年全日本ラリーDVD
   5) JRCAアワードの創設
     -レース界のように、入門カテゴリーの上位入賞者が翌年は上級カテゴリーに
      シートが約束されたり奨学金をもらえるなどのシステムが、ラリーにも必要。
     -「新人賞」を有望な新人ドライバーに。
     -「チーム」という概念確立のために「チーム賞」があったほうがいい。
   6) FIAのラリー一般規則の翻訳・解説
     -JRCAとしての解釈をHPに掲載し、会員だけが閲覧できるようにする。
   7) SSラリーの入門ビデオまたは単行本の制作
   8) 上記ビデオまたは単行本を教材とした講習会の実施
     -ラリー北海道、ラリージャパンでの状況からこのような講習会は必須と思われる。
     -企画はJRCAが行い、各地のラリー主催者に協力を仰ぐ
      (場所の確保や人員派遣による運営の手助けをお願いする)。
   9) 中長期的な目標としてJRCAまたは全日本ラリーシリーズのスポンサーを探す。
     -スポンサー獲得には法人化が必要ではないか ?

2. 各ワークグループの状況報告
1)メディアグループ
  メディアリリース、メールニュース、HP更新とも滞りなく実施ずみ。
2)救急グループ
  セーフティプラン作成ガイドは完成しており、関係諸団体の承認を得次第、ホームページに公開できる状態。
3)規約改正グループ
   会費徴収規定のほか、慶弔規定も必要なので、次回の規約改定草案に盛り込む。
3. その他
次回役員会は11月15~17日で調整。中心議題は、「06年重点推進項目」とする。

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