全日本ラリーに関する情報・意見交換会
2月7日(土) 10:00~15:00 機会振興会館(東京都港区)にて開催
JRCA出席者:会長・小西重幸以下7名
全日本ラリー主催関係者出席者:18名(第5戦主催関係者は欠席)

  1.

今年の各全日本競技会の予定概要:各主催者より発表
(競技に関する最重要項目のみ列記)
第1戦 ツール・ド・九州in唐津
    ・従来よりもスケジュールを短縮して実質2日間に
    ・唐津神社への参拝と全体集合写真撮影は例年どおり実施
第2戦 KYOTO南丹ラリー
    ・昨年は競技を1デイにしたが、今年は2デイに戻す
    ・地区戦と同時開催
    ・集客イベントとして「痛車」の展示を企画
第3戦 ひむかラリーin美郷
    ・新コースを加えてSS総距離が100kmを越える見込み
    ・参加者の負担低減のため、レッキの開始時刻を再検討したい
第4戦 MSCC東京ラリー
    ・スケジュールを短縮して実質2日間に
    ・昨年は実施しなかった林道のギャラリーステージを復活し、従来のルネサンスステージと合わせて2か所を公開予定
第6戦 久万高原ラリー
    ・競技は例年同様に1デイ構成とするが、実施を土曜日ではなく日曜日にする予定
    ・新しいコースの使用許可が降りればSS距離は約100kmになる見込み
第7戦 新城ラリー
    ・参加者の負担低減のため、レッキを金曜午後としてスケジュール検討中。
    ・ラリー参加者のサービススペースを広げるようサービスパークレイアウトを検討中。
第8戦 M.C.S.C.ラリーハイランドマスターズ
    ・例年どおり競技は1デイ構成で計画しているが、今日の会議の結果を持ち帰って再検討したい。
第9戦 FMSC吉野ヶ里マウンテンラリー
    ・昨年の競技会終了時は、競技の2デイへの拡大を視野に入れていたが、経済状況悪化のため、
     他の競技会の様子を見てから再検討したい。

2.

今年の開催運営に関する情報・意見交換
(1)2009年施行の新規則の内容および対応
   ・ロールバーに関する規定変更
   ・ドライバーズブリーフィングの省略
   ・アイテナリー初版作成時の想定台数
   ・HANSについて
   ・シートベルトについて
(2)開会式、ブリーフィングなどの効率化
   ・不況下での開催費用削減・日程短縮努力の一環として
(3)CROの役割
   ・業務内容の周知が必要
(4)メディアによる支援:撮影ポイント策定など
   ・スケジュール調整することで事前の下見も可能
   ・メディアオフィサーとしての対応支援が可能
(5)ディアによる支援:共同記者会見
   ・正式表彰式前の待ち時間を効率的に使える
   ・ラリー取材に不慣れな記者への情報提供にもなる

3. 主催者・参加者の負担軽減に関する情報・意見交換
昨年秋からの深刻な不況により、各競技会とも参加者の確保や運営費用調達に非常な困難が予想される。
従来からのやり方を一部見直すことで、参加者確保や費用削減につなげられないかという試み。
(1)ラリー日程の再検討
(2)レッキ運営要領の見直し
(3)タイヤの使用本数制限の可能性
(4)大会プログラムの簡略化
(5)参加費用の見直し
(6)その他
4. 今後の全日本選手権およびJRCAのありかたについて
5. JRCAによる支援活動(現行)の再確認と要望
1)競技会運営面
  ・競技用品の一括製作・販売
  ・救急医療セット無償貸し出し
  ・救急医の紹介
  ・表彰式用背面スクリーン(一昨年より配布ずみ)
2)広報関係
  ・メディアリリース発行
  ・メールニュース発行
  ・JRCAホームページへの掲載
  ・「全日本ラリー観戦ガイド」の発行および啓蒙イベントへの無償提供
  ・各ラリー参加車両の画像データ集積
3)その他
  ・モータースポーツライフセービング機構(LSO)会員として救命救急講習会実施
配布資料
① 2008年全日本ラリー運営状況まとめ
② メディアからの支援提案
③ 2008年全日本選手権開催データ
④ 2009年の活動予定についてのアンケート回答集
⑤ 2008年全日本ラリーへのマスメディア取材実績

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