全日本ラリーに関する情報・意見交換会
2010年2月20日(土) 10:00~15:00 機会振興会館(東京都港区)にて開催
JRCA出席者:副会長・大溝敏夫以下8名
全日本ラリー主催関係出席者:10名(第3戦、第5戦主催関係者は欠席)
メディア関係出席者:3名

  1.

今年の各全日本競技会の予定概要(各主催者より発表)
 第1戦 ツール・ド・九州 in 唐津
  ・金曜にレキを行い、土・日曜日に走行する。SSは全22本、100km超を予定。
  ・唐津神社への参拝とセレモニアルスタートは例年通り。
 第2戦 ひむかラリー in 美郷
  ・金曜昼からレキ、土日で競技走行。SSは約110kmを予定
 第3戦 ラリー北海道(主催者欠席のためメディアより)
  ・全SSグラベル、係数2.5予定。
 第4戦 久万高原ラリー
  ・土曜日にレキとSS4本、日曜日にSS6本を走行予定。SSは全10本、100km超を予定。
 第5戦 ラリー・イン・シリベシ(主催者から伝言)
  ・金曜朝からレキ、土日で競技走行。SSは100km程度を予定。
 第6戦 新城ラリー
  ・内容はほぼ昨年どおり。SS距離、スケジュールは未定。
 第7戦 M.C.S.C.ラリーハイランドマスターズ
  ・ターマックラリー。SS距離は100km超を予定。
 第8戦 MSCC東京ラリー
  ・金曜朝からレキ、土日に競技走行予定。SSは70~80kmを予定。新コースも検討中。

2.

今年の開催運営に関する情報・意見交換
 (1) 新規則への対応
  a クラス区分について→JN1、JN2に何らかの振興策を検討する
  b ポイント係数について
   ・再検討が必要という意見が多数
 (2) 式典等の簡略化について
 (3) メディア取材への対応
  a 撮影ポイントの設定・管理
  b プレス代表によるプレス管理
  c 共同記者会見の活用
 (4) ギャラリーステージ
  a 「イヤーブック・全日本ラリー観戦ガイド」の活用
  b MCの充実

3. 今後取り組むべき課題
 (1) 主催者、参加者の負担軽減策
  a ラリー日程の短縮化
   ・ポイント係数の設定によりSSが長距離化。日程の短縮化を議論する時期ではない。
  b 参加費用の再検討
   ・長距離、長時間のイベントとなると運営経費がかかるが、参加費用を抑える努力をしている。
  c 運営費用の縮減
   ・オフィシャルの削減
   ・トロフィーなどの簡素化、省略
 (2) エントリー増加策
   ・新カテゴリーの創設(具体案の提案なし)、賞について、日程のフォーマット化
 (3) 来場者、新規参入者増加策
4. JRCAからの要望・提案、支援
 (1) 要望・提案
  a プレス担当者の明確化
  b 共通プレスタバードの設定→年間タバードメディア制度を検討
  c ラリー参加者へのJRCA入会申込書の配布
  d 主催者間の連携強化
  e 全日本ラリー開催時の同時開催イベント(ヒストリックカーラリー、エコカーラリー等)
  f 新規参入選手への優遇制度
 (2) JRCAからの支援
  a 競技運営に関して
   ・競技用品の製作、販売
   ・救急医療セットの貸し出し
   ・医師派遣
  b 取材支援
   ・共同記者会見
  c 告知・報道関係
   ・メディアリリースの発行
   ・メールニュース発行
   ・英文レポート・写真の提供
   ・ホームページへの掲載(火曜または水曜)
   ・「イヤーブック・全日本ラリー観戦ガイド」の発行
   ・各ラリー参加者・車両の画像データ蓄積
 (3) その他
   ・LSO会員資格の活用

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