第6回役員会 ● 11月15日(水)(株)ラリーアート本社内会議室にて開催 (役員のほか、2001年全日本四駆部門主催者代表全員が出席) ● 下記の項目は、コストと労力の削減、全体のレベルアップによるパブリシティの向上という目標のもとに、なるべく主催者にとって経済面や作業面での負担が少なく、競技の安全運営と対外的アピールにつながること、という条件を考慮して評議員会から提案し、主催者代表との協議のもとに2001年からの実施について合意したもの。 |
(1) | イベント運営における事柄 1. エントリーフォームの統一 統一エントリーフォームの原型をJRCA事務局で作成し、それをもとに検討して最終版を決める。JRCAウェブサイトからもダウンロードできるようにする。 2. プログラムその他の配布物におけるエントリーリストの表記統一 チーム制度浸透による―般へのアピール度向上のため。 エントリーフォームの様式が決まれば、当然リストの表記内容も決まる。 3. クレデンシャルカードのサイズ統一 JRCA会員にパスケースを配布。各主催者はパスケースに入るサイズのクレデンシャルを発行する。各イベントに参加する会員以外の人員のパスケースもJRCAから支給。 ラリー関係者はクレデンシャルを必ず携帯し、クレデンシャルによって入れる場所、入れない場所をきっちり管理する。とくに、選手はクレデンシャルを身につけることで自覚と責任感を持つように。 |
(2) | 競技運営における事柄 1. 標識類の統一 選手の混乱を防ぎ、とくにSSフィニッシュ付近の安全を確保するため。厳密にFIA規則どおりでなくても、SSゴール等が一瞬で識別できれば可とする。 2. タイムカードの統一 記録が手元に残る、ノート式のタイムカードブックを使用することが望ましい。 3. 車検、パルクフェルメなどの基本的用語の内容統一 現行では各主催者において用語の内容がまちまちなので、いちいち確認する必要があり、主催者にも出場者にも手間となっている。労力を省いてなおかつ混乱を避けるためと、将来に向けてFIA規則に準じた用語定着をはかるために、基本的な用語はFIA規則にもとづいた定義によって明確化する。 4. サービスパークにおける安全管理 特別規則およびエントラントへの勧告などによって、サービス員の安全と、サービスパーク付近の観客および一般人の安全を確保するため。車両の下にもぐるときには必ずウマをかけることや、サービスパーク内での暴走厳禁などについて、規則化するかまたは出場者の協力を求める。 5. 競技進行上の安全に関する規則の統一 SS内で走行不能になった車両がある場合、以下の2点について統一したほうがより安全。 (i)エントラントが他のクルーに対して安否を知らせる方法――緊急の場合(転倒や転落などの場合)でも確実に使える方法が必要→旗、カラーパネルなどの車載義務付けを検討。 (ii)コースが塞がれているのか通行可能なのか、オフィシャルから他のエントラントに対して知らせる方法 |
(3) | 出場者管理に関する項目 競技会をスムーズに運営するために、出場者の協力が必要なことについては、JRCAとして率先して協力をよびかける。たとえば、事前試走防止やギャラリーステージの盛り上げの協力など。 |