2001年第2回役員会

●3月7日(水)JAFモータースポーツ局会議室にて開催

1.

二駆懇親会についての報告
・ 2月24日に二駆部門の主催者と参加者による懇親会が京都で開かれ、JRCAからは田口、中野、山口が参加してJRCAの趣旨を説明した。同懇親会は、「主催者と参加者が協力して“いいラリー”を実現していく」ことを目的としているとのこと。エントラントが若く、気軽に発言できる雰囲気はよいが、話されている内容は地方戦などと同様な内容が多いという印象を受けた。初心者イベントから地方戦を経て全日本戦にステップアップするのが理想だが、そういうピラミッドが形成されていないことに問題があり、日本のラリーを世界レベルに引き上げるには解決すべきことがまだまだ多いと痛感した。

・ 同懇親会で、主催者が今年のイベントの予定構成を説明していたことは羨ましいと感じた。数日後に同懇親会参加者から電話で、「二駆部門の人たちがJRCAに入会して折り合いがつくのかどうか心配している。というのは、四駆部門はプロ化しており二駆部門はアマチュアだから」という意見があった。それに対しては、共通の問題を一緒に片付ける場として捉えてほしい、と答えた。
 →二駆部門参加者60組、主催者4団体に、JRCA入会案内と入会申込書を事務局から送付した。4月3日までに、ドライバー4名、コドライバー2名、参加チーム兼ショップ1件の申し込みを受け付けた。各申込者には名簿とクレデンシャルカードホルダーを発送ずみ。

 

2.

シリーズスポンサー企画について
・ 実施した結果、良かった点、問題があった点、具体的改善案など、主催者から意見を聞くことが必要。(アンケートを実施することが望ましい。)

・ 二駆部門懇親会において、「これから入会しても同様の支援が得られるのか?」という質問が出た。

・ 役員会においては、標識類などの制作物を希望する者がいれば配布してもよいこと、また、アベレージ走行区間においても標識類の使用を認めることを決定した。
→その後、事務局および制作物発注担当の中野において、「JRCAに入会すれば、全日本四駆部門以外のラリーの主催においても、標識類、タイムカードなどの制作物は実費にて配布を受けられる」と改め、これを佐藤英哉氏に報告して了承された。

3.

ホームページ制作
→活動資金調達の目途が正式に確定するまでは当面支出は控えたいので、業者発注をやめ、事務局およびシーワンコーポレーションで制作する。

4.

LSO加入について
・ 加入によって、安全対策への意識を高める効果も期待できるが、年会費10万円の価値があるかどうか。

・ JRCA会員ですでにLSOに加入している団体の名義を借りて救急救命講習を主催し、体験してみてから、来年度に加入するかどうか決める。今年度の加入は見送る。

5.

役員以外からの提案、意見を促進する方策
・ イベントの都度、アンケートを実施する。回収には主催者の協力をあおぐ。

・ ホームページに、意見を発表するコーナーを設置してはどうか?

・ 会報の最後に、毎回必ず、「意見を出してください」と書く。

・ 若手選手を指名して役員会に出席させる。――高橋一志、増村淳、柳沢宏至、小西重幸など

6.

役員会開催について
・ JAFの会議室が使えなくなる→早目に予約すれば⑭ラリーアートの会議室は問題なく使えるとのこと。

・ 九州3連戦後に九州で役員会を開く→「ひえつき」終了後に椎葉村で開催することに決定。時刻と場所の設定はルート10延岡に一任。

7.

JAFへの要望
・ JAFへは要望を出し続ける。

・ 要望を出す際には、アンケートを必ず行い、アンケート結果(数字)の裏づけを与える。

・ JAFにおいて購入、貸し出しを要望するもの:今年の制作物一式、計時システムなど
→各主催団体と相談して貸し出し要望の内容を決める。

8.

SS中の合図の統一について
・ コースがふさがれている場合、及び、コース上に車両があるが通行は可能な場合の2つについて、合図方法(ジェスチャー)を決定

・ 選手の義務、規則について明確に説明したものと図を組み合わせる。
→役員会後、AGMSCより「特別規則において規定しなければ、申し合わせ的なものでは実効性がない」との指摘を受けた。MCAは時間的に無理だったので、「SS中における申し合わせ」を出場者に配布、「ひえつき」では「特別規則」に入れることになった。

9. 活動資金の調達について
・ 今年の活動計画とそれに伴って発生する費用をまとめ、協賛を募る。

・ 来年1月から会費を徴収する方向で、その金額を今後検討する。

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