車名：クスコ　インプレッサ ドライバー：柳沢　宏至 コ・ドライバー：美細津　正
6th. 4WD/C-class
群馬の老舗「キャロッセ」は、ラリーからＧＴレースまで多岐にわたるが、どんなカテゴリーでも常にベストをつくしたマシン造りが光る。このキャロッセから生み出されたインプレッサをドライブし、03年も健闘したのが柳澤宏至。北海道で行われた第5戦で2位をゲットし、地元のモントレーではトップ勝田に迫るアタックを展開、惜しくも６位となったことは記憶に新しい。明日のＪＲＣを担う若手ドライバーの雄として、ここ数年メキメキと頭角を表してきた。元チャンピオン桜井幸彦監督の指導の下、群馬スペシャリストの復権を目指すなど、関係者の期待も日増しに大きくなっている。「群スペ」の故郷、群馬ではどうしてもドライバーに注目が集まりがちだが、過去に大溝敏夫というベテランのコ・ドライバーがいたように、その良き伝統を継承するのが柳澤のコ・ドライバー美細津正だ。群スペ復権をめざし、彼の叱咤激励はコクピットでずっと響きわたるだろう。

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