ラリーを観戦するにはどうしたらいいの?

ラリーはサーキットのような常設コースで開催されるわけではなく、ラリー期間中だけその地域で行われる興行のようなものです。そのため、観戦が可能かどうか、観戦できる場所はどこか、観戦できる施設がなく、観戦料金はかかるのか、クルマで移動できるのか、公共交通機関で移動できるのかといった情報は、観戦者自身で探す必要があります。

こういった観戦に関する情報はすべて、ラリーの公式ホームページで、「観戦案内」や「ギャラリー情報」といったかたちで公開されています。

観戦情報はおおむね1〜2カ月前から情報が公開されますので、各ラリーの紹介ページにあるURLやQRコードを利用して、こまめに主催者からの情報を確認してみてください。全日本ラリーの各主催者サイトは、JRCAのホームページにリンクが張られています。

どんなところで観戦できるの?

現在の全日本ラリーでは、9戦すべてで観戦可能なギャラリーステージが設けられています。観戦できるステージは大きく分けて、山の中などの公道を閉鎖したステージと、観戦を主な目的として用意された特設ステージがあります。

公道を閉鎖したステージは、一般のクルマが走行する場所をハイスピードで駆け抜けていく非日常感を味わえることから、ラリーならではの迫力を堪能できます。ただし、観戦場所までの移動や観戦できるエリアや駐車場が限られるといった制限もあり、場合によっては山道を歩く必要があるなど、衣服や持ち物の準備が必要です。

一方、特設ステージはラリーパークやヘッドクオーター、サービスパークの近くに設けられることが多く、ラリー観戦初心者でも観戦しやすいギャラリーステージです。SS距離はそれほど長くなく、スタートからフィニッシュまで見ることができるラリーもあります。

また、SS間を移動する「リエゾン」でも観戦は可能です。ただし、ラリー期間中であっても移動途中の道にクルマを停めたりすることは、開催地の住民の方の生活を邪魔してしまったりして、主催者の頑張りを無駄にしてしまうことにもなりかねません。交通法規を守ることはもちろん、地元の方々にもラリーを楽しんでもらえるように、互いに配慮しながら観戦しましょう。

選手やマシンを間近で見られる場所はあるの?

サーキットレースでは、レースの前にピットなどで選手と触れ合ったり、サインをもらったり記念撮影してもらえる時間や、マシンを近くで撮影することができる時間などが設けられています。それに対して、ラリーではスペシャルステージに関しては勝手に中に入ったりできないようになっていますが、マシンのメンテナンスやセッティング変更を行うサービスパークは基本的にオープンになっているラリーが数多くあります。

ラリーは、朝にサービスパークからスタートして午前のスペシャルステージを数回走行し、昼頃にサービスパークに戻ってラリーカーのメンテナンスやセッティング変更を行いつつ、午後のスペシャルステージを走行し、夕方にサービスパークに戻ってメンテナンスを行い1日が終了します。

このサービスパークにいる時間帯であれば、選手に声をかけたり、マシンを整備している様子を比較的自由に見ることが可能です。主催者がサービスパーク内の移動を制限しているラリーもあります。サービスパーク内は頻繁にラリーカーが移動しますので、小さなお子さんなどが勝手に移動しないように配慮したり、道は端を歩くようにするなど、安全に十分に注意し、ラリーの円滑な進行を妨げないようにしてください。

レースなどと比べると自由でオープンな雰囲気があるのもラリーの魅力。お気に入りの選手などを見つけて、積極的に声をかけてみてください。