<スタート間隔を不公平なしに調節>
リタイヤ車が発生したり、競技が何らかの理由で一時的に中断したりすることにより、競技車の間隔がまちまちになってしまった場合にこれを再び等間隔にする方法として、リグルーピングが行われます。
リグルーピングエリアの入口と出口にはそれぞれTCが置かれ、各車が入口のTCにチェックインしたときに、出口の時刻が指定されます。このとき、出口の時刻を1分間隔にするため、このエリアにとどまる時間は各車まちまちになる場合があります。しかし、このエリア内はパルクフェルメとなっており、整備、修理等の作業が禁止されているので、不公平はありません。
従来の国内ラリーの方法では、サービスパークを出るときにリタイヤ車であいた間隔をつめていましたが、これでは後方出走の者ほどサービス時間が短くなり、不公平がありました。待ち時間をパルクフェルメとすることで、この不公平が解消されるのです。
 クルーは指定場所にクルマを停めると、すみやかにエリアから出なければなりませんが、リグルーピングの時間が15分以内の場合は、そのままそこに留まることができます。

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