全日本ラリー選手権第8戦
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概要
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今シーズンの全日本ラリー選手権も残すところあと2戦となり、チャンピオン争いはいよいよ佳境に入る。ディフェンディングチャンピオン奴田原文雄は中盤の4連勝でシリーズポイントトップに立ったが、このキロロは、FIAプロダクションカー世界ラリー選手権(PC-WRC)のキプロスラリーと日程が重なるため欠場。この隙に勝田範彦が1位または2位を得れば、立場は逆転する。勝田がこれまでにグラベルであげたただ一つの勝利が、2004年のキロロで記録したものだけに、その再現を期す意気込みは強いだろう。しかし、今年になってグラベルの速さが際立っている石田雅之が、先日のWRCラリージャパンでも奴田原に迫る快走を見せ、勝田にとって手ごわい存在になることは間違いなさそう。前戦「とかち」を欠場したダートラチャンプ北村和浩も、初WRC総合19位完走という大きな経験を積んで戻ってくる。2ヶ月という長いインターバルの間に、車両セッティングを改良し、トレーニングを積み、満を持して北海道に乗り込む者もいるだろう。お祭り気分の夏は過ぎ去り、真剣勝負に臨む秋がやってきた。 |
問い合わせ先
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主催者:アーク・オートクラブ・オブ・スポーツ |