標高1000mを超える高地は天候の変化が鍵

例年ゴールデンウィークの時期に開催されてきた久万高原ラリーが、今年は10月へと移動。愛媛県久万高原町のハイランドパークみかわを拠点とし、壮大な景色を誇る四国カルスト北端の大川嶺を駆け抜けるステージや、木々に覆われ苔もむしているチャレンジングな林道を使った20km超えのロングステージなどを走行。選手からの人気も高い一戦です。また、標高1000mを超える高地で行われるため、天候の変化もめまぐるしく、ステージ走行中に霧が出ていたかと思うと一気に晴れたり、再び雨に降られたりと、タイヤ選択も含め戦略が勝負の行方を左右する一戦だと言えるでしょう。ギャラリーステージも2日間で、のべ4回の実施を予定しています。

開催概要

日程 2025年10月3日〜5日
開催地 愛媛県
SS路面 ターマック
総距離 約300km
主催団体 松山オートクラブ
ウェブサイト https://gako.jp/mac/

アクセス情報

HQやサービスパークが集約されるハイランドパークみかわ(旧名称・美川スポーツランド)までは、クルマの場合、松山自動車道の松山ICから国道33号線を使い、松山市街地から約90分。また、久万高原町の国道440号(33号)からサービスに向かう道中で競技車とすれ違う可能性があるため、注意が必要です。

四国カルストの自然美と名産品が魅力


愛媛県中央部に位置する久万高原町は、「四国の軽井沢」と呼ばれるほど大自然が広がる町です。平均標高が800mと高く、愛媛県で一番大きな面積を持つ町のほとんどが高原と森林に覆われています。日本三大カルストのひとつに数えられる景勝地、四国カルストを東西に貫く「四国カルスト公園縦断線」は、人気のドライブルートのひとつ。地元の名産品には、おこう饅頭、みかわソーメンがありますが、「道の駅 みかわ」のソフトクリームも人気があります。