今年も100kmを超えるロングステージが待ち受ける

これまで、グラベルラリーとターマックラリーを交互に開催してきた久万高原ラリーですが、2019年以降はターマックラリーとして開催。今年も、名所だった四国カルスト台地の北部にある大川嶺を駆け抜けるステージは道路崩落ために使用されませんが、20kmを超える深い森の中を駆け抜ける美川ステージは健在。WRCを彷彿させるロングステージで、今年も数々のドラマが生まれることでしょう。

道路崩落の影響を受け、ギャラリーステージは用意されない予定ですが、5月6日(土)には久万高原町役場前でセレモニアルスタートが行われる予定です。

開催概要

日程 2023年5月5日〜7日
開催地 愛媛県
SS路面 ターマック
総距離 約370km
主催団体 松山オートクラブ
ウェブサイト http://www2.odn.ne.jp/mac/

アクセス情報

ヘッドクオーターやサービスパークが集約されるハイランドパークみかわ(旧名称・美川スポーツランド)までは、クルマの場合、松山自動車道の松山ICから国道33号線を使い、約90分。JR松山駅からは距離もあるのでレンタカー利用がおすすめ。道中ではラリーカーとすれ違う可能性があるため、注意が必要です。

四国カルストが織りなす自然美が魅力

愛媛県中央部に位置する久万高原町は、「日本のスイス」、「四国の軽井沢」と呼ばれるほど、大自然が広がる町です。平均標高が800mで、愛媛県で一番大きな面積を持つ町のほとんどが高原と森林に覆われています。日本三大カルストのひとつに数えられる景勝地四国カルストを東西に貫く「四国カルスト縦断線」は、人気のドライブルートのひとつ。地元の名産品には、おこう饅頭、みかわソーメンがありますが、道の駅「みかわ」のソフトクリームも人気があります。