新たに安中市を拠点に開催、「聖地」碓氷峠に観戦エリアも
関東の全日本ラリー選手権ラウンドとして長い歴史を誇るモントレーは、2021年に初めて高崎市を拠点として、新生ターマックラリーとして開催されました。今年は22年以来の開催となりますが、拠点を安中市に移し、HQとサービスパークは、安中しんくみスポーツセンターに置かれます。また、FIAアジア・パシフィックラリー選手権(APRC)も併催されます。
ラリーは、前回(2022年大会)でも使用した群馬県南西部のステージに加え、アニメで有名な碓氷峠の旧道と、旧妙義有料道路の一部+林道では、地元自治体との協力で観戦エリアも準備されています。
開催概要
日程 | 2024年6月7日〜9日 |
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開催地 | 群馬県 |
SS路面 | ターマック |
総距離 | 約620km |
主催団体 | NPO法人 MOSCO |
ウェブサイト | https://rally-montre.com/ |
アクセス情報
サービスパークが設置される安中しんくみスポーツセンターへのクルマでのアクセスは、上信越道・富岡ICから13㎞ほど。電車では信越本線の安中駅が最寄り駅で、そこから約3.5kmです。
温泉と宿場町の歴史を感じさせるエリア
ホームタウンの安中市は、東は高崎市、西は長野県軽井沢町に接し、利便性の高いエリアとして知られています。「温泉マーク」の発祥の地とされる磯部温泉や、碓氷峠鉄道文化むら、峠の釜飯で有名な横川で知られています。また、中山道の街道上にあり、古くから交通の要所として栄えた歴史をもっている点も大きな特徴です。江戸時代には、板鼻・安中・松井田・坂本の宿場町が賑わいをみせ、中山道の重要な関所である碓氷関所も今の横川に設置されていました。