国内ラリーの振興と発展、認知向上を目的とする JAF(日本自動車連盟)加盟団体ジェイアールシーエー(JRCA ・ 会長 新井敏弘)は、令和5年7月の大雨により被害を受けた佐賀県唐津市に、復興支援を目的とした唐津市ふるさと寄附金を贈呈しました。

唐津市にはモータースポーツの中でも地域全体がフィールドとなるラリー競技に、多大なるご理解とご支援を賜っております。中でも国内最高峰となる JAF 全日本ラリー選手権は1997年から開催が続いており、今年も4月14日から16日にかけて「ツール・ド・九州2023 in 唐津」がグラベルモータースポーツクラブ(福岡県)の主催で行われました。

今回の大雨では市内浜玉町で大規模な土砂崩れが発生、ラリーの競技区間にもなる七山地区などでも大きな被害が生じました。その復旧費総額は100億円以上になるという見通しも報道で伝えられており、JRCAでは一日も早い復旧の一助となるべくクラウドファンディングを通じてラリー参加者や関係者、ファンなどを対象に寄附金募集活動を展開いたしました。

この活動について8月22日(火)に唐津市役所において、寄せられた寄附金を新井会長から唐津市副市長の脇山行人様と経済部長の八島大三様に贈呈いたしました。

なお、クラウドファンディングにおける寄附金募集は8月30日まで行い、最終的に95人の方々から843,000円が寄せられました。この総額から諸経費を除いた788,000円が、今回の唐津市ふるさと寄附金としての贈呈額となります。

・寄付金受納・感謝状贈呈式 (唐津市役所)
https://www.city.karatsu.lg.jp/brand/furusatokifu/r5/0822.html

・JAF SPORTS
https://motorsports.jaf.or.jp/enjoy/topics/2023/20230914

・ぴ〜ぷる(テレビ局)
http://wpub.people-i.ne.jp/sys/general_broadcast_archives/view/4542

●新井敏弘 JRCA 会長 コメント
公共の場所である道路を貸していただいてラリーを行っているので、地域のみなさまにお世話になっているという気持ちを選手や主催者は強く持っています。そのような中で、ラリーでいつも通っている地域が被災したということで、みんなの中で何か手助けになることをしなければ、という思いがあり今回の復興支援寄附金を募るに至りました。被災されたみなさまにあらためてお見舞い申し上げると共に、一日も早い復興をラリー関係者一同、心から祈念しております。


脇山唐津市副市長より、新井会長に感謝状が贈呈されました


(左) 脇山行人 唐津市副市長、(右) 新井敏弘 JRCA会長